行動心理学×オタ活

[オタクの科学02]推し変ができないのは「サンクコスト効果」のせい?理由を行動経済学から考える

前回、推し編ができない理由を行動経済学「保有効果」から考えました

[オタクの科学01]どうして推し変ができないのか。「保有効果」に理由があった?担降りを行動心理学から考える応援しているアイドルを変更することを、業界では「推し変」、ジャニオタでは「担降り」と言います。 簡単に言うと、 とい...

推し変できない理由はサンクコスト効果にあった?

今回は推し変、担降りできない理由を「サンクコスト効果(別名:埋没費用)」から、その心理を紐解いてみます。

埋没費用(まいぼつひよう、英: sunk cost 〈サンクコスト〉)とは?

事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/埋没費用

サンクコスト効果を簡単に行ってしまえば、

  • 「今までお金をかけてきたのだからもったいない」
  • 「いいと思って買ったものがよくなかったけど、もったいなくて捨てられない」

というような心理状況のことです。

例えば、

  • バイキングの料理がまずいけど、もったいないから元を取るために食べる
  • 買った株の値段が下落したが、今売るのはもったいない気がして売れない
  • 使い勝手の悪い手帳やペンなどをもったいないから最後まで使い切ってしまう

というような行動は、すべてサンクコスト効果のせいです

これらは全部

「せっかくコストをかけてきたんだから、もったいない」

という心理から行なわれています。

本当は、まずい料理なら残せば良いし、下がった株は売ればいいし、使いにくい文房具は買い直した方が良い。

その方が効率が上がるし幸せになれるはずなのに、それをしてしまうと、これまでかけたコスト、努力、自分の判断力を否定し、無に返すようでできないのです。

そして、推し変できない心理もこれに当てはまります。

お金も時間もかければかけるほど、サンクコスト効果が高まる

ずっと前から応援しているアイドルには、お金も時間もかけています。

だからサンクコスト効果が働き、推し変することができません。

さらに推し変をすることは、「この子は絶対に素晴らしい!」と思った過去の自分の審美眼を否定することに繋がるのでそこには大きな心理的ハードルがあります。

どうしても降りられない意識は、愛からではなく、もしかしてサンクコスト効果が そうさせているだけかもしれません。

  • 今、本当に大事なものなのか。
  • それともサンクコスト効果でそう思ってしまっているのか

一度考えてみると、推し変だけじゃなく、いろんなことが断捨離できるかもしれません。

サンクコスト効果の逆利用

今までの費用がもったいないと思わせれば思わせるほど離れられなくなる…つまり、オタクには継続的に金をえば使うほど離れにくいということです。

ですから、どうしても降りたい気持ちになっているなら、一度、スパッとお金を使うのをやめてみるのも手です。

無料で見れる動画やブログだけにして、コンサートやCDにお金を使うのをやめてみて、それでも好きだと思たら、それはサンクコスト効果のせいではないということですね

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